聞く技術・理解する技術その2

   

おはようございます!コーチの皆川です。

今回は、聞く技術・理解する技術その2です。

 

前回の続きで、今回は『理解する』技術についてお話しします。

あなたは普段、他人のことをどれだけ理解していますか?

 

人間関係のすれ違いは、この相手の理解がうまくいかないことによって

起こっていると僕は思っています。

 

普段、人は何かしらの思い込みを持っています。

『思い込みを外す』という表現をする方がいますが、

正確な表現としては、思い込みを外すことはできません。

 

この話は長くなるので、また機会があればご紹介しようと思います。

 

まず、思い込みとは何か?という説明をします。

 

思い込みとは、自分が持っているその言葉に対する1つの概念のことを指します。

 

『人生とは◯◯である』

『結婚とは◯◯である』

『他人とは◯◯である』

 

など、この◯◯に入る言葉は人それぞれ違うはずです。

これが思い込みの正体です。
(本当は正体は他にもたくさんあります)

 

この思い込みが人によって違うので、相手を理解することができず、人間関係が悪化することが多いです。

 

例えば、上司であるAさんは『人に迷惑はかけてはいけないもの』と普段から思っていたとします。

対して、部下であるBさんは、

『意図的に迷惑をかけなければ、人に迷惑はかけていいもの』と思っているとします。

 

この2人には、どんなすれ違いが生まれると思いますか?

 

Bさんはある時、仕事で重大なミスをしてしまいました。

反省しているようには見えますが、すぐに開き直り、仕事に戻っていったとします。

AさんはBさんを不思議に感じるはずです。

 

「人に迷惑をかけたのに、どうしてそんなに立ち直りが早いんだろう?」
「本当は反省していないんじゃないか?」
「そのミスの重大さがわかっていない」

 

こんなことを考えるかもしれません。

 

しかし、Bさんにとってはミスをしたのは故意ではないので、

すぐに立ち直ることができたわけです。

 

例えば、友人があなたの自宅に上がる時に、

土足のまま入ってきたら、どう思いますか?

多くの場合、不愉快に感じると思います。

 

あなたにとって、「家は靴を脱いで入るもの」という思い込みがあるはずです。

しかし、その友人が帰国子女で欧米に20年住んでいたとして、

「家は靴を履いたまま入るもの」という思い込みがあった場合どうですか?

 

それを理解したら、靴を脱いて家に入ることを丁寧に教えるのではないでしょうか。

 

上に出した例は、かなり極端な例ですが、

日常の会話ではもっと多くの理解のすれ違いが、日常茶飯事に起こっています。

思い込みには『正しい・正しくない』という概念が存在しないので、

どの思い込みが正解か?という考え方がそもそも無いのです。

 

お互い、『自分の思い込みが正しい』と思っているので、さらに人間関係が悪化するという結果になってしまいます。

相手を理解するということは自分を理解するということにつながります。

思い込みは普段、無意識なものなので、

相手の思い込みを理解すると、自分が普段どんな思い込みをしているか

ということを同時に理解することができます。

 

「欧米では家に入る時に靴を脱がないんだな。靴を脱ぐというものは、日本の文化なんだな」

という気づきを得ることができます。

これが、自分の思い込みへの理解です。

 

いつも自分にはどんな思い込みがあるのか?を考えながら相手を理解すると、

人間関係がよりよく可能性が高くなります。

 

 

 

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